周りの人を意識することができるようになると、ことばで表現する力が育ってきます。

意味のある発語がなかったり

ことばの遅れが気になる子どもたちに育てたい力は

周りの人を意識することができるようになることです。

 

はればれの午前の療育では

子どもたちに周りの人を意識する力を育てるために

リトミックの中やふれあい遊びの中で

おうちの人と楽しく関わる活動をおこなっています。

 

周りの人が意識できるようになると

指さしといって、

ものを取ってほしいときにそのものを指さすことができるようになります。

 

つまり、これまで人をあまり意識せずに動いていた子が

自分が遊びたいおもちゃを取ってほしいときに

大人をそこに連れて行って指さしをしてうったえることができるようになります。

 

この力が、ことばが育つ土台の力です。

さてさて、

朝の療育にきているお子さん

自分が遊びたいボールを取ってほしいので

先生をその場所に連れて行って

指で指して教えてくれました。

 

しっかり周りの人を意識することができるようになってきています。

これから先が楽しみです。