午前の子どもたちの、コミュニケーションしたいという力を伸ばすために、好きな活動を利用しています。

午前に通っている子どもたちは

まだまだ、人とコミュニケーションをする力が

弱い子どもたちが多いです。

 

でも、

子どもたちは

体を動かすことが大好きです。

 

子どもたちの好きな活動を使って

人とかかわる力を伸ばす。

 

療育の指導の中では

当たり前のことなのですが、

おうちの方にも

そのやり方を少しでも知ってもらえたら

子どもたちの人を意識する力は

驚くほど伸びていきます。

 

たとえば、

子どもたちの大好きな

揺れを感じるあそび

 

子どもを大きなタオルの上に寝かせて

大きく揺らしてあげます。

揺れが大好きな子どもは

ニコニコしながら揺られます。

 

子どもがもう少し揺らしてほしいというところで

揺らすのを止めます。

 

すると、子どもは

もっと揺らし続けてほしいと思い

こちらを見ます。

 

そのときに、

もう一回と言って始めてあげる。

このような繰り返しで

子どもは自分の欲求は

どのようにすれば伝わるかを学びます。

 

この活動を繰り返すことで

子どものコミュニケーションしたいという力は

驚くほど伸びていきます。

 

うちでも

子どもの好きな活動をとおして

人とかかわる力を伸ばしてあげてください。