子どものやる気を育てたいと思っているのですが・・・

たくさんの親御さんとお話をしていて、よく話題になるのが、

どうすれば自分からするようになるんでしょうね。

と、よく相談を受けます。

 

少し考えてみます。

例えば、家族のために毎日作っている食事

家族の健康を考えて毎日工夫しています。

家族の反応が

食事がおいしいときには何も言いません、でも、

おいしくないときには「こんなの食べられないよ」といいます。

 

これとは逆に、おいしくないときには何も言いませんが、

おいしいときには「ありがとう、とってもおいしいね」と言います。

 

きっと、後者の方がまたおいしく作ろうと思うのではないでしょうか。

 

子どもが勉強について同じように考えると

勉強を自分からしているときには何も言わないで

勉強をしていないときに

「いつになったら勉強をするの。早くしなさい。」

と言った方がよいのか

 

勉強をしないときには何も言わないで

勉強を自分から始めたときに

「すごいね、自分で勉強を始めたね。」

と言った方がよいのか考えてみると

これも明らかに後者の方が子どものやる気を育てます。

このようなことが分かっていても、子どもにやる気が見えないときに、

つい叱ってしまうような関わり方をしてしまいます。

 

はればれでは、お子さんへの関わり方について親御さんと一緒に考えて、自分から行動する子に育てていきたいと思っています。


はればれでは、療育を通して子どもの発達を支援するだけでなく、親御さんの子育てをサポートします。
児童発達支援 放課後等デイサービス はればれ 阪本敏夫
奈良市菅原町377-4