はればれの療育
子どもの育ちを支援する事業所には色々なタイプがあります。
作業療法士(OT)によって体のいろいろな感覚を育てることを行っている事業所
言語聴覚士(ST)によって子どものことばを伸ばすことを行っている事業所
これらは、主に個別に療育を行っています。
個別の療育での活動は子どもが主体になるため、自分がやりたいことをしながら子どもの発達を促すことができます。
しかし、集団生活の中で必要なスキルは育ちにくいところがあります。
園や学校で生活をする時に、どんな力が必要なのでしょう。
子ども達が園や学校で周りの子と一緒に生活したり遊んだりするうえで、必要な力には下記のようなものがあります。
◇ 自分が困った時、どうすればよいか分からない時に教えて、手伝ってなどと「助けを求める力」
◇ ルールのある遊びをする時に「ルールを守る力」
◇ 勝ち負けのある遊びをする時に「負けても大丈夫と思える力」「みんなと最後まで頑張る力」
◇ 順番を守らないといけない時に自分が一番にしたくても「順番を守る力」
◇ 使いたいおもちゃや道具を友達が使っている時に友達が使い終わるまで「待つ力」
もしくは、「貸して」と「交渉する力」
◇ 作業をする時に「協力する力」
このような力は、個別の療育の中では育てることが難しいものばかりです。
はればれでは、小集団の活動を行う中で、学校や園生活で必要なスキルを培っています。
はればれは小集団の活動を行っていますが、それぞれのお子さんの気持ちに寄り添いながら個別の支援も行っています。自分の気持ちを表現し周りの子とうまく関わることができるようにコミュニケーションの力を高めたり、集団の活動の中で自分の気持ちに折り合いを付けたりすることができるようそれぞれのお子さんに応じた個別の支援も行っています。
はればれは、0歳から6歳の就園前のお子さんを支援する児童発達支援と小学校に上がってからのお子さんを支援する放課後等デイサービスの事業を行っています。
児童発達支援事業所
幼児期は身長や体重の発達が著しい時期です
ことばや認知、体や感情をコントロールする力も発達する大切な時期です。しかし、その発達には個人差があります。
はればれの児童発達支援では、発達に偏りがあったりゆっくりペースのお子様が、安心して活動できるような環境の中で、一人ひとりのペースや特徴を十分に考慮したプログラムを通して、お子様の可能性を最大限に引き出すお手伝いをしています。
はればれでは、幼児期から子どもたちの社会性を培い、はればれの放課後等デイサービスにつなぎます。
放課後等デイサービス
はればれの放課後等デイサービスは、はればれの児童発達支援で育てた社会性や認知の力をさらに伸ばすよう努めています。
子どもたちが学校で生き生きと過ごすことが出来るように、学習と小集団での遊びのプログラムを組んでいます。
小集団での活動をする中で、自分の気持ちに折り合いを付ける力、相談する力、協力する力など、社会生活を行う上で大切な力の土台となる力を培っています。