脳が育つ幼児期だからこそ良い療育を
子ども脳は幼児期に80%は作られるといわれています。
この時期に大切なのは、子どもたちが楽しみながら活動することです。
音楽を使ったリトミックの活動は、学びの土台となるさまざまな力を育むことができます。
ことば | 子どもたちの中には、不明瞭な話し方であったり、ことばの表出が遅い子がいます。歌を歌ったり楽器の音に注目したりすることで、正しく音を聞き取ることで、正しい発声や発語が期待されます。 |
コミュニケーション | リトミックを通して、職員や他のお子さんと関わることで、周りに人と協調することが自然にできるようにプログラムを構成しています。集団生活で必要なソーシャルスキルを育てます。 |
運動機能 | 音楽に合わせていろいろな動きをすることでさまざまな運動機能を伸ばすことができます。また、普段は行わない動きをすることで子どもたちの感覚を統合していきます。 |
自己肯定感 | リトミックには失敗がありません。自己の表現が苦手なお子さんでも、自由に表現活動をすることで、苦手意識を軽減し自信を育てることができます。 |
社会性 | 集団で行うリトミックは、周りの子の動きにも注目するため、活動の中で自然に社会性が育ちます。 |
ひらがなの読みの土台 | ひらがながなかなか覚えられない、ひらがなに興味がない子どもたちの中に、音への意識が弱い子がいます。音に注目してリズムを打つリトミックは、ひらがなの読みの土台を育てます。 |
算数の土台 | 拍を数えることで数を数える力が自然と育ちますが、二拍子で丸を書く、三拍子で三角を書く、四拍子で四角を書く活動などを通して、図形をとらえる力も育ちます。 |