自己決定力を育てる

先日、ある研修会で青年期の相談をしている方とお話をしました。
いよいよ社会に出る時期にさしかかっている方と保護者の相談をしていて、一番感じるのが「自己決定力」が育っていないと言うことだそうでした。
でも、自己決定力はすぐには育ちません。

自己決定力の基になるのは、自分の気持ちを表現しそれを受け入れてもらえることです。
そのためには、幼児期からのきちんとした関わりが大切です。

これまで、たくさんのお子さんや親御さんと関わってきて、自分の気持ちを上手に表現できる子にも出会ってきましたし、自分の気持ちをうまく表現できない子にも出会ってきました。
うまく表現できる子はいいですが、うまく表現できない子は育てにくいと思われたり、困った子と思われたりします。
でも、一番困っているのは、自分の気持ちを上手に表現できないその子なのです。

はればれでは、子どもたちが自分の気持ちを周りの人に伝えることができるよう育てていきたいと思っています。


児童発達支援・放課後等デイサービス はればれでは、療育を通してお子さんを支援するだけでなく、おうちの方の子育てもサポートします。