子どもの自己肯定感を高めるために、子どもへの声のかけ方を変えてみませんか。
はればれに相談にこられる保護者が心配されていることの一つに
子どもの自己肯定感の低さがあります。
うちの子、このままでいいのか本当に心配なんですといわれる方もいたりします。
子どものことを心配されている保護者の思いは、
このままでは、子どもの気になる状況がいつまでも続いてしまう
ということではないでしょうか。
そんなときに言ってしまうのが
「そんなことしたらダメでしょ。」
「やはく○○しなさい。」
ということばではないでしょうか。
子どもの将来のことを心配してのことばですが
これを繰り返し言われていると、自分はダメだと思い自己肯定感は育ちません。
でも、心配な面を見せる子どもを放っておいては何も育ちません。
「子どものことを心配して関わる」の反対は、「心配しても放っておく」ではありません。
「信頼して任せる」だと思います。
そんな時に大切なのが、子どもの相談をすることです。
「お母さんは、あなたがいつまでもゲームをしていると学校の課題ができないのではないかと心配になるの」と、Iメッセージで話したあとに、子どもと相談をします。
そして、子どもを信頼して任せてみて、約束が守れたら
「自分でできたね」
「きちんと約束を守れたね」
「ありがとう」
などと、必ず勇気づけることばかけをします、
このことを繰り返すことで子どもの自己肯定感が少しずつ高まっていきます。
でも、子どもは心配な行動、気になることをするかもしれません。
そんなときは、子どもも行動に焦点を当て
「それは、○○だからよくないよ。」
などと、理由も含めた声かけをするようにすると
子どもはなぜいけないのかも理解することができ、
気になる行動も減っていくのではないでしょうか。
はればれでは、療育を通して子どもの発達を支援するだけでなく、親御さんの子育てをサポートします。
児童発達支援 放課後等デイサービス はればれ 阪本敏夫
奈良市菅原町377-4