思考力を高めるために、「ちがうのなどれ?」と聞いています。子どもたちの発想はすごいなと、感心させられることがあります。
年長の子どもたちの療育では、子どもたちの思考力を高めるために「ちがうのはどれ?」と、子どもたちにたずねています。
絵カードの並べて、子どもたちに考えてもらいます。
上の3枚の絵カードの中で、違うのはどれでしょう。
皆さんなら何と答えますか?
アゲハとミツバチは花の蜜をすいますが、トンボは虫などを食べるので、違うのはトンボと答えを予想して子どもたちに聞いてみました。
予想通り、「トンボ」と答えてくれましたが、一人の子は「ミツバチ」と答えました。
「どうして?」と聞くと、理由を話してくれました。
なるほど、と思いました。
どんな理由だったと思いますか?
「ミツバチは巣をつくるけど、チョウチョとトンボは巣をつくらない。」
と、理由を説明してくれました。
答えてくれたのは、はればれに通ってくれている虫博士です。
こどもの思考力はすごいですね。