はればれでは、集団の療育と個別の療育を行っています。

療育の流れ
集団の療育

午前のクラス(就園準備クラス)

午前のクラスの療育は就園前のお子さまのクラスです。

1歳前後か3歳程度までのお子さんクラスです。人と関わる力が弱いお子さんは、ことばの発達も遅くなりがちです。音楽を使って親子で一緒に活動しながら、お子さんの運動面の発達を促進させたりコミュニケーションの力を高めたりしていきます。

おうちの人と離れることが難しいお子さんでも安心して療育を受けていただくことができます。

  9:30~ 自由遊び
 10:00~

体操

 

 

 

おうちの人といっしょに、ジャンプをしたりゆらゆら揺れたりするなど、いろいろな動きをします。

  トイレ・水分補給

はじめのかい

 

 

 

自分のお名前を呼ばれて返事をしたり、先生のまねをして手遊びをしたり、絵本を聞いたりしながら、人を意識して関わる力を育てます。

親子でふれあい遊び

子どもたちは、おうちの人が大好きです。

大好きな人といっしょにふれあい遊びをしながら、体幹をしっかりとさせるために体のいろいろな感覚を鍛えたり、そのために必要な筋肉を鍛えたりします。

ふれあい遊びの中でも、おうちの人といっしょに活動する楽しさを味わわせ、人と関わりたいというコミュニケーションの土台となる力を育てます。みんなで楽しむことができるようになると、ことばを使おうとする力も育ちます。

 

リトミック

リトミックは、ピアノを聞いて自分の動きをしっかりコントロールする力を育てます。

ピアノの演奏が始まったら歩く、止まったら歩くのも止まる。演奏が速くなったら速く動く、ゆっくりになったらゆっくりと動く。

専門的には即時反応と言いますが、自分の体の動きをコントロールすることが難しいお子さんに、親子で楽しみながら、体の動きをコントロールする力を育てることができます。

製作などの課題

体を動かした後は、体の細かな動きをつくる活動です。

製作をしたり、ボタンはめ等をしたりしながら、指先の細かな動きを高める活動などをします。

かたづけ

ごあいさつ

ごあいさつの後、おうちの人といっしょに帰りの用意をします。

保育士と教の活動について振り返りをします。

午後のクラス(就園児クラス)

はればれに通うお子さんは、地域の小学校の特別支援学級か通常の学級に就学するお子さんばかりです。保護者の方の願いは、安心して地域の小学校に進むことができることではないでしょうか。

午後のクラスは、安心して小学校に進んでもらえるようにお子さんの運動面や認知面を高めるために療育を行っています。

みんなで一緒に活動しながら、社会性や認知の力を育てていきます。

 14:00~ 自由遊び
 14:30~

 はじめの会

 読みきかせ

自分の名前を呼ばれたらしっかり返事をするなど、学校生活の中で必要な力を育てていきます。

はじめの会では、絵本の読みきかせを通してコミュニケーションの力も育てています。

 リトミック ピアノを聞いて動きをコントロールする即時反応の力をさらに高めていきます。落ち着きがないとい子どもたちは自分で自分の体をうまくコントロールできていないということでもあります。

リトミックの中で行ういろいろな体の動きをすることで自分の体を思い通りに動かす力を高めていきます。

リトミックで行う動きはとても運動量が多く、子どもたちは汗びっしょりになります。

リトミックの中で、音に注目させて音を聞き分ける力は子どもたちの集中力を高めます。また、リズムをしっかり感じて拍を意識することで、ひらがなの読みなどの土台になる力を高めています。

年長の子どもたちにはリトミックの活動で行うことを子どもたちに考えさせることによって、子どもたちの表現力を高めていきます。

 認知課題など ひらがなが読める、数を数えることができるなど認知面を育てることも大切にしています。

はればれでは、オリジナルのプリント教材などを使ったりしながら、子どもたちの認知面の力も高めています。

 終わりのあいさつ おうちの方に、教の活動の様子を伝えながら、帰りの用意をします。
個別の療育

14:00~  15:00~ 16:00~

小学校就学に向けて、ひらがな・数・ことばなど、お子さんの発達に合わせて個別に療育を行います。