子どもが数を理解するためには、幼児期からどのように関わることがよいのか。

「いち、に、さん、ご、ろく・・」

ものを数えると、数え間違える。

3つ以上の数を数えることができない。

数字は読めるのに、数を数えることができない。

などなど、幼児期に数を数えることがうまくできないお子さんがいたりします。

発達のみちすじで数を数えることができるようになるためには、どのような関わりをすることがよいのでしょう。

子どもは数が分かるようになり、計算ができ、文章題がとけるようになるには、発達に沿った土台作りを行う必要があります。

 

子どもたちは、小学校に入るまでに10程度の数が分かるようになっていることが望ましいと思います。

 

では、数が分かるようになるにはどのような力が必要なのでしょうか。

 

将来を見通して、数を理解するためには

幼児期に次の三つの土台となる力を育てる必要があります。

一つは、数唱といって「いち、に、さん・・・」と数を唱えることができること

二つめは、「1,2,3,・・」等の数字が読めること

三つめは、「○ ○ ○・・」の具体物を数えること

の三つの事柄がうまく結びついたとき

数を数えることができたり、数字を使って計算をすることができたりするようになります。

そこで、数を理解するために

お風呂から出るときに子どもと一緒に10まで数えてでるなど

子どもと楽しみながら繰り返すことがいいのではないでしょうか。

 

また、その時に、

お風呂の壁に、スポンジのような素材でできた数字を貼っておいて

それを指さしながら一緒に数えるなどして

数字にも触れるなどの工夫をしてみるのもいいと思います。

 

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